大阪市の住民税・市民税ってクレジットカードによる納付・支払いができたんですね。
遡ってみると、2016年12月15日から市税のクレジットカードによる納付サービスが開始されたみたいです。全然知りませんでした。
クレジットカードが使えるならポイントがもらえてお得かなと思いましたが、調べてみるとシステム利用料がかかるので全然お得になりませんでした。
クレジットカード納付できる税金・手順・必要なもの
市税クレジットカード納付は、こちらの「大阪市税 納付サイト:F-REGI 公金支払い」で行います。
クレジットカード納付が可能な税金は、
といったものがあり、条件としては、
である必要があります。
納付サイトはスマホ・タブレット・PCから利用できて、
となっており、使用する端末によって少し手順が異なります。
クレジットカード納付にはシステム利用料がかかる
スマホやタブレットから簡単にクレジットカードで納付できて便利だし、クレジットカードの利用ポイントも貯まってお得じゃんと思いましたが、そうはいきませんでした。。
残念ながら、クレジットカード納付にはシステム利用料がかかります。
システム利用料はこちらです。
一番右の列に納付金額に対してどれだけの割合(手数料率)であるかを計算しています。
納付金額 | システム利用料 (税込) | 手数料率 |
---|---|---|
1円~5,000円 | 0円 | 0% |
5,001円~10,000円 | 34円 | 0.34~0.67% |
10,001円~20,000円 | 102円 | 0.51~1.01% |
20,001円~30,000円 | 170円 | 0.56~0.84% |
30,001円~40,000円 | 238円 | 0.59~0.79% |
40,001円~50,000円 | 306円 | 0.61~0.76% |
納付金額が5,000円以下の場合はシステム利用料は無料ですが、5,000円を超える場合はシステム利用料がかかります。
手数料率を計算してみて分かったことは、納付金額によってはクレジットカード利用でもらえるポイントの半分以上のシステム利用料がかかるということです。場合によっては、付与ポイント以上のシステム利用料になりそうです。
例えば、納付額25,000円で利用額の1%ポイント付与されるクレジットカードを使用する場合、
支払額 | 25,170円 |
---|---|
付与ポイント | 251ポイント |
差額(お得分) | 81円 |
となり、システム利用料によって支払う額が増えてお得になる金額が微々たるものになってしまいます。
これではあまりメリットがないです。。
クレジットカード納付の注意点
また、クレジットカード納付には以下の注意点があります。
領収証書は、納付書の右端の部分ですね。コンビニで支払ったときに、店員さんがスタンプ押して切り離して渡してくれるやつです。
クレジットカード納付の場合は発行されませんので、必要な場合はコンビニや金融機関で支払いましょう。
また、納税証明書の発行はクレジットカード会社が代理納付で入金した日以降可能となり、その期間は2週間程度かかるので、注意が必要です。
そして、クレジットカード納付の受付は納期限日・取扱期限日の23時30分で終了します。
コンビニに行かなくても自宅でできるからと余裕をかましてたら受付終了していたということがないように気を付けましょう。
住民税の支払いはセブンイレブンでnanaco払いがお得
住民税クレジットカード納付はシステム利用料がかかりあまりお得にはなりませんので、セブンイレブンでnanacoで支払うのがお得でおすすめです。
最後に
今回は、大阪市の住民税・市民税のクレジットカード納付について解説しました。
納付金額によってはシステム利用料がかかるので、クレジットカードのポイント狙いはあまり意味がなくてお得にはなりませんでした。
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