確定申告書は郵送で提出するのが一番簡単です。
副業ブロガーの僕は、毎回郵送で提出を済ませています。
- 平日に税務署へ確定申告書を提出しに行くのが面倒な人
- 確定申告ソフトで確定申告書を印刷する人
- e-Taxが使えない人
といった方には、郵送がおすすめです。
今回は、確定申告書を郵送で提出する場合の手順と注意点をまとめました。
確定申告書の提出方法一覧
確定申告書は、以下のいずれかの方法で税務署へ提出します。
郵送で提出するメリット・デメリット
確定申告書を郵送で提出するメリット・デメリットとしては、
- 【メリット】平日の開庁時間内に税務署へ行かなくていい
- 【メリット】事前準備不要
- 【デメリット】郵送料金がかかる
といったことが挙げられます。
何より平日の開庁時間内に税務署へ行かなくて済むのが大きいですね。
確定申告の期間は混雑しますし、待つ時間も多いですし。
あとは、e-Taxと違って事前に開始届出書を提出したり、マイナンバーカードを読み取るICカードリーダーも不要です。
デメリットとしては、郵送料金が必要なことぐらいでしょうか。
僕は確定申告ソフトのマネーフォワードクラウドを使って作成し、印刷した確定申告書を郵送して提出しています。
確定申告書を郵送で提出する手順と注意点
確定申告書を郵送で提出する手順は、
といった流れです。
そして、確定申告書を郵送で提出する場合、いくつか注意点があります。
次でそれぞれの詳細を見ていきます。
モノクロ(白黒)印刷でOK
税務署でもらうものや確定申告ソフトで印刷する確定申告書はカラーですが、モノクロ(白黒)印刷にしても問題ありません。
わざわざカラー印刷のプリンタを準備しなくてもOKです。
記入漏れ・押印・添付書類を忘れない
何か不備があると受理してもらえない場合があるので、事前にきっちり確認しましょう。
よく忘れがちなものとしては、
- 個人番号の記入漏れ
- 押印忘れ
- 添付書類抜け
確定申告書の第一表には個人番号を記入する箇所があるので、忘れず記入しましょう。
また、確定申告書・収支内訳書にはそれぞれ押印が必要です。
そして、本人確認書類(マイナンバーカードの写し)やふるさと納税の寄付金控除関係書類などを添付する必要がありますので、お忘れなく。
控え・返信用封筒を入れる
確定申告書はA4サイズなので、角形2号の封筒を用意します。
宛名は管轄の税務署の住所を調べて記入します。
〒123-4567 〇〇県〇〇市〇〇1-2-3 〇〇税務署 御中 --------- |確定申告書在中| ---------
封筒には確定申告書と一緒に、控えと自分の住所を書いた返信用封筒を入れておきましょう。
同封しておくと、控えに収受日付印を押して返送してくれます。
これが提出した証明にもなります。
返信用封筒は、A4サイズを三つ折りで入る長形3号に84円切手を貼りつけておきます。
定形郵便物の料金はこちらです。
重量 | 料金 |
---|---|
25g以内 | 84円 |
50g以内 | 94円 |
確定申告書と収支内訳書の控えがそれぞれ2枚ずつ、A4用紙が合計4枚までなら84円で大丈夫です。
郵送は特定記録がおすすめ
税務署へ郵送する場合は、特定記録がおすすめです。
特定記録は、運賃に+160円で郵便物の引受けを記録できる発送オプションです。
お問い合わせ番号が付与され、インターネットで配達状況の確認も可能になります。
特定記録での発送は、郵便局の窓口で行いましょう。
確定申告書を郵送で提出する手順と注意点 まとめ
今回は、確定申告書を郵送で提出する場合の手順と注意点を紹介しました。
不備で受理されないといったことがないように注意しましょう。
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